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I, Techno
せっかくだからもっと突っ込んだことを書こうと思う。

タンジェリンドリームからクラフトワークへ、YMOへ、ジェフ=ミルズへ、、、
そして今日ケミカルブラザーズ、アンダーワールド、ダフトパンク、エイフェックス=ツイン、、、
シンセサイザーをはじめとする電子音楽、外部音声のサンプリング、TR-808や909などの無機質なビート、ミニマル的反復、、、いわゆる「Techno」。

「Techno」というジャンルが世に生まれて30年ばかりたって、テクノの世界は大きく広がった。Drum'n'Bass、Bigbeat、Trip-Hop、IDMなどさまざまな派生ジャンルが生まれ、最終的に(か、どうかは知らないけど)1990年代後半から「Electronica」というシンプルなコトバでまとめられるようになった。そうでもしないとほとんどの人にとって理解不能だから。

90年代からは、シンセやサンプリングといったテクノの手法が他の様々なジャンルに輸出されるようになった。ニューウェイブや、オルタナティブ、アシッドジャズなど新しいジャンルが次々と生まれ、、、というより、もはや電子楽器を使っていない音楽ジャンルの方が少数派なのかもしれない。


テクノは拡散した。世間一般に広く認められるようになった一方で、その存在は希薄になった。少なくとも、かつてのインパクトをテクノは失ったように思う。たぶん、それはテクノというジャンルがほぼ、方法論だけに基づいたジャンルだから。ロックやジャズ、ラテンといったジャンルが、普及しても拡散してしまわないのは、たぶん、それらが社会とか“芸術”とかに対して何らかの方向性を持っているから。

テクノというのはそもそも「前衛音楽」なのだから、時間がたって普及すれば必然的に消滅するジャンルといえる。30年間「前衛」でいられるわけがない。と、なると、ちょっと乱暴なスジだけど、「Techno」というジャンルが存続するためには、この「前衛性」と「テクノ的方法論」の2つをバッサリ切り捨てなければいけない。「Technoであること」をもっと別のところに求めなければいけない。

Technoとはなんなのか、自身はなんなのか、という問を投げかけて、初めてこの拡散状態からTechnoは戻ってこれる。
たぶん。


テクノについての基礎情報→
http://blog.body4649.com/?cid=21155
| og-ryan | 23:23 | comments(6) | trackbacks(0) | pookmark |
オリコン 週間アルバムCD売り上げランキング をチラ見。
1:  アンブレイカブル (バックストリート・ボーイズ)
2: 生命力 (チャットモンチー)
3: SEASONS COLOURS-秋冬撰曲集- (松任谷由実)
4: DJ KAORI'S JMIX (Various Artists)
5: ユニコーン・トリビュート (Various Artists)
6: モーニング娘。ALL SINGLES COMPLETE〜10th ANNIVERSARY〜(モーニング娘。)
7: 奥田民生・カバーズ (Various Artists)
8: さざなみCD (スピッツ)
9: five-star (YUKI)
10: AMBIVALENT (布袋寅泰)
11:  Contact (茅原実里)
12:  タキツバベスト (タッキー&翼)
13:  VOCALIST 3 (徳永英明)
14:  マジック (ブルース・スプリングスティーン)
15:  569 (GO!GO!7188)
16: abingdon boys school (abingdon boys school)
17: ギャンブリング・ウィズ・ザ・デヴィル (ハロウィン)
18: R35 Sweet J-Ballads (Various Artists)
19: ブレイヴ (ジェニファー・ロペス)
20: SS501 (SS501)

日本アーティストが英語表記で海外アーティストがカタカナ表記というのも、なんだか妙な気がするけどまあいいや。

1位、14位、17位、19位、20位に海外アーティストが登場。17位のハロウィン以外アメリカ系で、アイドル系ニューウェイブのBSB、硬派ロックのブルース・スプリングスティーン、ラテンorR&B系のジェニファー=ロペスと、妙にバランスのいい組み合わせ。若手の西海岸系ロックなんかが流行っているかと思えば、このランキングではどれも長いキャリアのある実力派がランクイン。まったく理解不能なのがジャーマンメタルの大御所ハロウィンで、日本にはそんなにコアな奴がたくさんいるのか!と。20位、韓国のSS501は、、、知りません。顔ですか?

3位に松任谷由美、10位に布袋寅泰、13位に徳永英明、それから7位は奥田民生カバーズと、しっかりベテラン勢が入っています。8位のスピッツもやはり息が長い。その一方、モーニング娘。、タッキー&翼と、いわゆる“アイドルグループ”がしっかりとランクイン。曲を聞いて「よし、買おう」という人が果たしているのか(いたらごめんなさい)という感じはしますが、やはり根強く分厚いファン層があるようです。

よくわからないのが、4位のDJ KAORI。昨年の渚音楽祭で友人のB君が嬉々としてサインをもらっていたのを思い出しますが、それからわずか1年にしてクラブシーンから飛び出してきてしまうとは・・・。でもサウンドは確実にポップ化しているようで、旧来のファンからしてみると受け入れ難くなりつつある、という面も。クラブカルチャーがそのままメインストリームに飛び出してきた、というわけではなさそうです。

それからパラパラと知らない人たち。ストリート/パンク系人気の潮流はまだまだ続いているようですが、メインストリームにはなりきれていないようです。よく言われる「何が売れるかまったくわからない」という状態。11位の茅原実里という人は、どうやら声優さんらしいです。声優さんねぇ・・・。

ところで、発売日を見ると、実に15タイトルが10月下旬の発売。1ヵ月以上のロングランは、コンピレーションの18位は別とすると、9位のYUKIが1ヵ月、徳永英明が3ヵ月半、と2タイトルだけ。徳永英明の前2作は驚異的なロングランをたたき出しているので、言ってみれば別格ですが、それにしても入れ替わりが激しすぎ。音楽業界は大混戦中のようです。次に時代をつくるのは誰か、あるいはそんな奴は現れるのか・・・
| og-ryan | 00:53 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ボーカロイドの末裔
Vocaloidをご存知でしょうか。VocaloidはYAMAHAが開発した技術で、人の歌声による音声データベースからパソコン上で歌声を合成するというもの。このデータベースの制作には高い技術が必要となるようで、結局ZERO-G社によって“3人”のボーカロイド、「Leon」「Lora」「Miriam」が開発されるにとどまりました。特に「Miriam」は、カール=ジェンキンスの大規模プロジェクト、ADIEMUSのリードボーカルとして有名な、ミリアム=ストックレイによるもので、大きな話題を呼びました。

が、非常に画期的で先進的なツールといっても、その評価は「おもしろい」といったキワモノ扱いに終わり、話題だけしか広がりませんでした。なんといっても一聴してわかってしまう不自然さがネックでしょう。YAMAHAはめげずにVocaloidエンジンを改良し、よりリアリティと表現力を増した Vocaloid 2としてリリースします。ところがZERO-G社はVocaloidから撤退し、Vocaloid 2にはノータッチ。


そこでZERO-G社ほか数十社の総合国内代理店、クリプトン・フューチャー・メディア社(以下CFM)が本腰を入れてボーカロイド開発に乗り出すことになります。CFMはVocaloid 1でもZERO-G社に倣って日本人ボーカロイド「MEIKO」と「KAITO」を自社開発した実績があります。CFMが取った戦略は、ボーカロイドに “顔”を与えること。つまり、キャラクターとして各種設定を与えることで、音楽制作ツールとして以外の付加価値を付けたわけです。

そして誕生したのがボーカロイド「初音ミク」。これがかのオタクの聖地、秋葉原で話題を集め、そして話題を集めただけに終わった先代と違い、CFM史上例を見ない爆発的なヒット作となります。音楽人たちからはキワモノ扱いされ冷遇されたボーカロイドですが、そんなボーカロイドを秋葉原人たちは温かく迎え入れたわけです。


思えば、音楽制作ツールはここ数年、ひたすら多機能・高性能化の道を突き進んできたような感があります。言ってみればXBOX360やPS3みたいなものです。「初音ミク」はそんな先鋭化競争を抜け出し、より広いターゲットにアプローチするという選択を取りました。そうですね、僕は「初音ミク」を音楽制作ツール業界のWiiだと思います。真の意味で革新的な製品と言えるんじゃないでしょうか。

CFMでは現在第2のボーカロイドを開発中ということで、またヒットするんでしょうか。







音楽制作ツールとしては、まぁキワモノはキワモノですが・・・

参考URL
・クリプトン・フューチャー・メディア Vocaloidのページ
http://www.crypton.co.jp/mp/pages/prod/vocaloid/
http://www.crypton.co.jp/mp/do/prod/vi/engine?id=10
http://blog.crypton.co.jp/mp/2007/11/vocaloid2_cv02.html
・人工音声ソフト「初音ミク」まとめ
http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20070901/p2#tb
| og-ryan | 22:22 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
サイト、全一新
ず〜っと更新がなかったRYAN Sound Lifeをほぼ完全にリニューアルしました。新しいサイト名は「Bed-Under Studio」。ロフトベッドの下に構築されつつあるマイクロスタジオから命名。サウンドギャラリーは大半が維持されています。新公開の曲もチラホラ。

サイトと一緒にブログもリニューアルしてしまいました。これまでコメントを下さった皆様ありがとうございます&ごめんなさい。

で、このブログは単なる日記から、「サブカルチャー分析」というテーマにリニューアルされました。ストリート・クラブ・秋葉原、その他、ちょっと距離を置いた視点で見てみようというブログです。


と、いうわけで気持ちを新たにやっていきたいと思います。よろしくお願いします。
| og-ryan | 12:49 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |